省エネ計算というのは様々な分野で似たようなことが行われているかもしれません。
石油や石炭など化石燃料の高騰とか、それらを燃焼させることで発生する二酸化炭素による地球温暖化など、環境問題はもはや誰も避けて通ることができるものではなく、そのために省エネルギーを考えないといけないのは別に今に始まった話ではありません。
家庭内はもちろんのこと、工場やオフィスなどを抱える産業界とか、飛行機とかトラックなどを走らせている運輸業界などでは大きなテーマになっています。
ただ、省エネ計算といった場合には、住宅やビルなどがどれくらい省エネルギーに対応しているかを計算することを指しています。
一般の住宅でもオフィスビルや商業ビルなどでも当てはまることですが、どのようなことにエネルギーが使われているかと言えば、夏場や冬場の冷暖房や照明器具あるいは給湯といったものが基本的なものになります。
もちろん、家庭内ではテレビや冷蔵庫など様々な家電製品が使われているでしょうし、オフィスでもパソコンを初めとして種々のオフィス機器が使われていることは間違いなく、これもエネルギーを消費します。
ですが、これらは誰がどのようにその建物を使うかによっても大きな差が生じますので、ここでは基本的な部分だけに絞っていることに注意してください。
他に基本的なものとして挙げられるのは、ビルの場合にエレベーターの昇降に関わる電気エネルギーなども含まれます。